トレンドを形成する重要指標について
こんにちはうめぼしです!
今回はトレード戦略を立てるに当たり重要な指標について解説します。
【米国雇用統計】
重要度 :とても高い
発表タイミング:毎月第一金曜日。日本時間10:30PM
修正値の有無 :過去の数値は修正されることが多い
データ元 :労働省労働統計局
全米の企業や政府機関などに対してサンプル調査を行い、10数項目の統計が発表されます。具体的には(失業率、非農業部門就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給など)が発表される。
その中でも1番重要なのが、非農業部門雇用者数と失業率です。
非農業部門雇用者数の数字が強ければ米国株は上昇します。
失業率はFOMC(連邦公開市場委員会)の金融政策の決定にも大きな影響を与えると言われています。
株価にも大きな影響を与えますが、FXにおいては最大の経済指標のようです。
【米国GDP】(Gross Domestic Product)
重要度 :高い
発表タイミング:通常各月の第4週の金曜日。日本時間10:30PM
修正値の有無 :毎月修正される
データ元 :商務省
米国は世界最大の経済大国のため、与える影響は甚大で米国GDPが下がると世界経済にも大きなダメージを与えます。特に日本は影響を受けやすいそうです。
GDPの計算式としては、
名目GDP=個人消費に総輸出、民間投資、政府の支出を足した合計額。
実質GDPは、名目GDPに加わる物価の上昇や物価の下降を差し引いて計算します。
家事労働やボランティア活動などは国内総生産には計上されない。
【米国消費者信頼感指数】
重要度 :やや高い
発表タイミング:各月の最後の木曜日。日本時間0:00PM
データ元 :カンファレンス・ボード
消費者に対してアンケート調査を行い、半年間の見通し楽観・悲観マインド指標。
この数字が強ければアメリカ株は買われます。
【米国ISM製造業景況指数】
重要度 :やや高い
発表タイミング:毎月第一営業日。日本時間0:00PM
データ元 :ISM
製造業の購買担当者に対するアンケート調査。
全米供給管理協会(ISM)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指数。
この指数が50%を超えれば景気拡大、下回ると景気後退を示しています。
まだまだ色々な経済指標がありますが、
本やネットで調べながら重要そうな指標をピックアップしました。
最初は覚えることが多すぎるので最初はこの重要指標を意識していけばいいかなと感じます。一度に覚えようとするとパンクしちゃいますしねw
大きな経済指標発表日は相場が荒れる材料になるかを考えて戦略を立てたいですね。
閲覧ありがとうございました!